こんにちは!kossyです!
さて、今回はSAML認証のクライアント側を実装できるGem「ruby-saml」でLINE WORKSのSAML2.0でSSOをHerokuにデプロイした環境で試してみたので、備忘録としてブログに残してみたいと思います。
環境
Ruby 2.6.8
Rails 6.0.4.1
MacOS Catalina
以前、レポジトリのセットアップからruby-samlの導入、ローカル環境での動作確認までを以下ブログで書いております。
今回の記事で以下で作成したレポジトリをherokuにデプロイしてSSOを試してみたいと思います。
kossy-web-engineer.hatenablog.com
herokuへのデプロイ
こちらのガイドを参考にしました。
ガイドに記載されてない点で実行したことは環境変数の設定です。
$ heroku config:set IDP_GROUP_NAME=your_group_name $ heroku config:set IDP_FINGERPRINT=38:5A:8C:53:CC:8A:C8:53:C3:32:C2:00:34:C1:A5:8A:00:23:0A:C8:0C:6A:36:CF:41:EA:42:5F:3E:62:07:85
LINE WORKSの設定
開発環境の設定とは別で新規で作成するのがいいでしょう。
herokuへのアプリケーションデプロイに成功するとURLが発行されると思いますので、そちらのURLをyour_domainの箇所と置き換えてください。
これで一通り動作が確認できる環境は整ったかと思います。
トラブルシューティング
heroku logs --tail コマンドを実行すると、起動中のアプリケーションのログをリアルタイムで確認することができます。
$ heroku logs --tail
私の場合、ACS URLが間違っていて Routing Errorが発生していたので、ログを確認することで間違いに気が付くことができました。。。
余談
完全に余談なんですがLINE WORKSのdevelopers画面はだいぶ簡素な作りなので改善の余地があるかと思われます。。。