クロネコヤマトの過大請求

クロネコヤマトの過大請求問題がニュースになってました。
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不正そのものはさておき、これでヤマトの業績が傾くのかどうかが気になります。
というのも、どんな不正があっても、「おたくが潰れたら困るんだよ」と思うユーザーがたくさんいれば、
結局業績に大きな影響はないことが多いからです。(一時的に特損を計上して赤字になることもあるが)

そしてまた新しくニュース出てました。

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引っ越し事業の新規案件の受注を全て停止するようです。
以下はヤマトHDのホームページからの引用です。

ホームコンビニエンス事業は、お客様の便利で快適な生活の実現に向けて、
ヤマトグループの全国ネットワークを活用し、生涯生活支援事業や法人活動支援事業に取り組んでいます。

個人のお客様に向けては、大型家具・家電の配送サービス「らくらく家財宅急便」や引越関連サービス、
「イエナカ」での日常のお困りごとを解消する「快適生活サポートサービス」など、日々の生活を支援するサービスを展開しています。
当第1四半期においては、引き続き、フリマサイトと連携し、大型荷物を簡単に送れる配送サービスを提供する「らくらく家財宅急便」の
取扱い拡大に取り組むとともに、「快適生活サポートサービス」の拡販を積極的に推進しました。

法人のお客様に向けては、機材輸送やイベント関連輸送などを展開しています。当第1四半期においては、
引き続きオフィス移転案件などの獲得に取り組みました。

営業収益は、「らくらく家財宅急便」や、「快適生活サポートサービス」の取扱いが好調に推移したものの、
法人のお客様に提供している引越サービスにおいて不適切な請求があったため、
調査結果を踏まえた見積り影響額31億4百万円を織り込んだ結果91億14百万円となり、前年同期に比べ22.9%減少しました。
利益面は、働き方改革の推進に伴い、外部戦力を含めた人的コストが増加したことに加え、
上記の見積り影響額31億4百万円を織り込んだ結果、営業損失は30億5百万円となりました。

2019年3月期の第一四半期におけるホームコンビニエンス事業の全売上に占める割合を計算したところ、約2.4%でした。
季節性を考慮すると変わる可能性もありますが、ものすごく痛手、というわけではないような気もします。




まぁ、不正があった企業のその後の株価と業績推移は記事のネタになり得ると思うので、
「不正があっても持ちこたえる会社、不正で潰れる会社」みたいなタイトルで後々書きたいと思います。