ブラック企業観

こんにちは!kossyです!

こんなニュースがありました。 headlines.yahoo.co.jp

口裏合わせのようなことは問題だとは思いますが、 店主側と従業員側の労働観に乖離があったのでしょう。 こういった認識の乖離を防ぐには、採用の段階で双方の考えの擦り合わせを行うべきだと思います。

店主は、本気でパティシェになりたいのであれば残業代無しで休みほぼ無しは致し方ないと考え、 従業員は修行中の立場とはいえ労働しているのだから残業代はもらえて当然だし、休みももっと欲しい、というスタンスでしょうか。

ブラック企業と一言で片付けてしまうのは簡単だと思いますが、 人それぞれ基準が違うということは、ブラック企業観を語るときに論点から外せないと思います。

(あまりいないとは思いますが)残業代をもらえなくてもいいから長時間労働をしたい、という方には、 昨今の働き方改革は気にくわないでしょうし、勤務時間はなるべく短くしたい(こちらが大多数かと)、という方に 長時間労働を強いれば、ブラックと言われてもしょうがないです。

ただこの採用の段階での擦り合わせが非常に難題で、 新卒採用であれば、なにがなんでも内定が欲しくて行動する学生と、 人手不足で採用に難航している企業とでは、深い擦り合わせは困難なのではないかと考えてます。

面接のネストを深くするか(4次,5次と何度も面接を行う。これは費用の観点から現実的ではないかも)、 SNSアカウントの提出を義務付ける等、 企業側と採用候補者側とで深い擦り合わせを行える仕組みを整える必要性を感じます。

ちなみに、私は田端さん(Twitter @tabbata)のブラック企業観が一番的を得ているかなと思ってます。 r25.jp

社員が被害者意識を持って、やらされ感で働いてるのがブラック企業

文中のたとえもわかりやすく、さすが田端さんって感じです笑